ゴールデンウィークは、ここに注意しています。

FX市場のゴールデンウィークは、ここに注意します！

3月初旬以降の、世界的な株高、為替市場における
高金利通貨上昇の背景には、
金融危機発生以降厳しかったアメリカ合衆国の
経済の悪化が和いだことが挙げられます。

この傾向が続くかは、
FX市場にも大きな影響を及ぼします。

本日発表されるISM製造業景気指数は、
特に景気のバロメーターとして重要です。
ISM製造業景気指数は、過去3ヶ月連続で上昇しており、
市場では4ヶ月連続で上昇することが予想されています。
（市場予想38.3、前回36.3)
既に発表されている指数の動きから判断すると、
市場予想を上回る改善があってもおかしくありません。

さらに、
5月5日（火）にISM非製造業景気指数、
5月6日（水）にADP雇用統計が発表されます。

製造業関連の経済指標と比較すると、
改善が遅れていた景気指数、雇用統計などの指数が
改善方向に変われば、
アメリカ合衆国また、世界経済に対する
回復期待は、強まると思います。

ゴールデンウィーク中には、経済指標以外にも、
アメリカ合衆国企業決算や、
ストレステスト（健全性審査）の結果など、
大きな発表があります。

ストレステスト（健全性審査）については、
FRBが
「すでに、大半の銀行は十分な資本が有している」と
発言していることから、
市場のサプライズをもたらすような
銀行破綻が起きるとの懸念は薄れています。

しかし、過小資本の銀行に対する
公的資金枠に限りがあるとの市場観測も依然根強く、
5月4日のストレステスト（健全性審査）結果発表による、
アメリカ合衆国の対応によって、
市場に、不安や不透明感が残れば、
リスクとなることには、特に注意したいと思います。

FXの経済指数について

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